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韓国との歴史認識の共有は可能かを探る
by 699yabuhebi


韓国歴史教科書の検証-日本人地主による収奪(3)

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論点2:日韓併合前の朝鮮・人地主はどういう状態であったか
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【関連概説書における見解】「醜い韓国人(朴泰赫/光文社)」1993年
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地方を治める官吏は、みな中央で任命されたうえで派遣された。中央からやってきた役人たちは、地元に対して同情心を持っていなかった。着任すると、苛斂誅求(かれんちゅうきゅう)の政治を行こない、自分の任期中に、できるかぎり税を取り立てるかたわら、自分の懐を肥やそうとした。平均的な任期が短いものだったので、苛政(暴政)にいっそう拍車がかけられた。そこで、日本のように地方ごとに産業が創出されて、発展することがなかった。韓国の農民たちは働く意欲を失った。
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【李朝時代末当時の証言】「朝鮮の悲劇(カナダ人記者F.A .マッケンジー)」 
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「私は、十分に耕せそうな土地をほったらかしにしていながらも、飢えに苦しむ農民のさまが理解できなかった。「どうしてそれらの土地を耕さないのか」ときいたところ、「耕せば耕すほど、税を取られるだけのことだ」という返事があった」
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【李朝時代末当時の証言】「朝鮮事情(仏人宣教師シャルル・ダレ神父/平凡社東洋文庫)」1874年
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『朝鮮の両班は、いたるところで、まるで支配者か暴君のごとく振る舞っている。大両班は、金がなくなると、使者をおくって商人や農民を捕えさせる。 その者が手際よく金をだせば釈放されるが、出さない場合は、両班の家に連行されて 投獄され、食物もあたえられず、両班が要求する額を支払うまで笞(むち)打たれる。両班のなかでもっとも正直な人たちも、 多かれ少なかれ自発的な借用の形で自分の窃盗行為を偽装するが、 それに欺かれる者は誰もいない。 なぜなら、両班たちが借用したものを返済したためしが、いまだかつてないからである。彼らが農民から田畑や家を買う時は、ほとんどの場合、支払無しで済ませてしまう。 しかも、この強盗行為を阻止できる守令(郡県の長官)は、一人もいない』
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「朝鮮紀行(イザベラ・バード/講談社学術文庫)」1897年/1998年
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 搾取の手段には強制労働、法定税額の水増し、訴訟の際の賄賂要求、強制貸し付けなどがある。小金を貯めていると告げ口されようものなら、官僚がそれを貸せと言ってくる。貸せばたいがい元金も利子も返済されず、貸すのを断れば罪をでっちあげられて投獄され、本人あるいは身内が要求金額を用意しないかぎりムチで打たれる。こういった要求が日常茶飯に行われるため、冬のかなり厳しい朝鮮北部の農民は収穫が終わって二、三千枚の穴あき銭が手元に残ると、地面に穴を掘ってそれを埋め、水をそそいで凍らせた上に土をかける。そうして官僚と盗賊から守るのである。
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【李朝時代末当時の証言】「朝鮮亡滅(アメリカのメソディスト派宣教師ホーマー・ハルバート)」
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 『朝鮮・人は、自分の知的水準を引き上げ、精神世界を拡大しようとするいう努力があわれにもないのに、社会的地位を高めようという激しい欲望だけはある。 自分のものでなくとも少しばかりの金を自由に動かすことができるとか、何人か働くのを監督するとか、ともかく物の面、金の面で人間を支配できるようになると、おしなべて有頂天になる。朝鮮・人は、有力者になる、あるいは名声を博すということだけで、まるで逆上してしまい、ますます尊大な態度をとるようになる。朝鮮・人特有のこの感心できない性向が、じつは企業、あるいは教育、宗教の分野で、朝鮮・人を登用する際に起こる、ごたごたの原因の一つなのである』
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論点2の結論:
 日韓併合前の朝鮮・人地主は平安時代の受領/地頭と酷似した最低の存在だった。どちらも頭の中にあるのは首都での生活だけで、領民を「奪えるうちに奪えるだけのものを奪った方が勝ちの」期限付収税権の対象としか考えてなかった。

 そういえばソウル市街区を朝鮮王朝時代の4倍以上の規模に拡大して都心地方格差を従来よりさらに広げたのも朝鮮総領府だが、これが「日帝の罪」として告発する所を見た事がない。それはそれで気に入っているからだと思われる。
by 699yabuhebi | 2006-12-23 13:06 | 近現代史
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